お花見シーズンです。
今年の桜はいつもよりも長く開花を保っているように思えます。
できればこのまま風も吹かず散らないでいて欲しいと願ってしまいますが
散らない運命の無いことこそ桜が人に愛される理由なんでしょうね。
今年は少しでも国立の桜を知ろうと思い、仕事終わりにサイクリングで夜桜鑑賞をしています。
参考にしているのはこのマップ。
細かい所まで紹介されており、とても親切なマップです。
個人的なおすすめはさくら通り。
国立駅からはやや遠いですが、先日上記のようなニュースが全国に流れて話題になっている通りです。
結局、老化した桜は花が完全に散った頃に伐採される事が決定したので
今年が見納めの桜も多いです。
谷保第三公園の辺りは通りに向かって桜並木が見渡せるようにベンチが並んでいるので、ふらっと寄って花見するのにも丁度好いです。
夜桜サイクリングをしていて気付いた事は
「コンビニ前の桜がきれい」という事です。
夜桜見物といっても国立の桜は夜にライティングされている訳ではないので
やはり日中の方が楽しめます。
でもコンビニとその周辺は24時間蛍光灯が光っているので
近辺に咲いている桜はとても美しく見えます。
コンビニなので夜中に立ち止まって見ていても危険が少ないし、
ベンチの置いているコンビニなんかもあります。
食べ物飲み物もすぐ調達できますしね。おすすめです。
(2015.5.11追記)某巨大掲示板に国立市近辺のおすすめ桜スポットが書かれていたのを見つけたので、備忘録代わりに書いておきます。来年はそこも見てみよう!
石田大橋を渡って日野市クリーンセンターのある方の堤防の上。ずっと桜並木の割には人が少なくて、開放的なところ。
一橋大東キャンパスの北が穴場。
15年くらい前にしだれ桜や山桜が植えられた。
ソメイヨシノが散った後、4月半ばまできれい
そして、国立市から少しはみ出してしまうのですが・・・・
この近辺で一番好きなのは根川緑道の桜です。
夜に行った事が無いので夜桜のおすすめはできませんが、日中は最高です。
目と鼻の先にあるさくら通りが「折れたら危ない」などの理由で揉めている一方で、こちらの桜は老朽化などどこ吹く風といった風情で自由に枝を広げて咲いています。
昨日、仕事前の午前中に根川緑道へ花見に行ってきました。
朝活ならぬ朝花見。
覆いかぶさらんばかりの桜と、仲の好い老夫婦たちと、選抜大会の球児の遠い歓声と、小川で遊ぶ子らの全部盛り。なんとも幸せな風景です。
桜って言ってしまえばどこも似たようなもんだけど、
「こんなに美しい桜を見つけたのは私だけかもしれない」
と何となく思ってしまう掴みどころの無い固有性を持っている所に魅かれます。
みんなの心それぞれに最高の桜があって、
その片鱗をいろんな場所に咲く桜の中に見つけに行く行為のことを花見というのかもしれないですね。
だから知り合いがこぞってFacebookやInstagramにあげる桜の写真の大群を見ると
皆の宝さがしの成果を見ているようでうれしい気持ちになります。
姉妹が地面すれすれまで伸びた桜に見入っている所です。
手前の女の子が晴れてるのにやたらとピンクの傘をさしたがっていて、むむ、アイドルの素質アリ!と思い、危うく声をかけそうになってしまいました。自分がこわい。