iPhoneのカメラモードが多岐にわたっていてめちゃすごいことを今更知る。


すごく今更だけど、iPhoneのカメラ機能がすごいグレードアップしていることに気づきました。

4から6に替えると技術革新が凄まじいですね・・。

こんな面白い機能何で誰も教えてくれなかったの?と言いたい所ですが、たぶん大抵の人はiPhoneカメラアプリの追加機能を使いこなしていないのでしょう。

機能の詳細に関しては後述しますが、もし友人がパノラマ撮影やバースト撮影をしてたらビデオ撮影のような体の動かし方や「シュビビビビ」という目立つ撮影音で「いまやったの何?普通の撮り方じゃなかったよね?」って話になるはずなんですが、見たことが無いという事はそれほど浸透していないのでしょう。

 

 

パノラマ撮影モード

iPhoneの新しいカメラ機能のすごさに気付いたのは「タカアンドトシの道路バラエティ!?バスドラ」という番組をたまたま観ていた時でした。

「スカイツリー七変化ツアー」と称して、バスに乗りながらスカイツリーの色んな景色を観る番組で、なんか全体的にしょうもなくて面白かったんですがそれはさておき。

 

その番組内で「スカイツリーの全身を写す裏ワザ!」というのが紹介されました。

 確かにスカイツリーのような大きいものってカメラに収まりきらないから後で見返す時に肉眼で見た景色とギャップがあって残念ですよね。

 

「どんな裏ワザかな?地面に寝そべって撮るとかかな?」

と思ったら、そこで紹介されていたのが「パノラマ撮影モード」だったのです。

2015年4月に放送された番組内で「裏ワザ」と紹介されているくらいですから、私ひとりが時代遅れというわけでもなく、やはりまだ世間に周知されていない撮影モードなのでしょう。

 

面白そうだったので試しに、テレビで教えていた通りに部屋を下から上にパノラマ撮影してみました。

そしたらめちゃくちゃ面白い!

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画面の中心に線と矢印が表示されて、それがぶれないようにスマホをゆっくりずらしていく、という撮影法なのですが、なんか昔流行ったイライラ棒みたいで楽しいです。

撮れた写真を見て気付いたのは、「パノラマ撮影」と聞いて私が思い描いていたものとスマホのそれは全然違うということでした。

私がイメージしていたのはかつて「写ルンです」シリーズにあったパノラマ撮影バージョン。ファインダーというかのぞき穴部分が横長になっていて、現像に出すと横長の印画紙で焼いて貰えるというものです。

でもあれって結局4:3の画面の上下をカットして引き伸ばしただけでレンズは通常のカメラと変わりないので、広がりのある写真を撮るにはその分後ろに下がらないといけないし、肉眼における広い画角で見ているパノラマ風景を収めることは不可能です。

4:3規格で作られた昔のドラマのDVDを観る時に上下が自動で切り取られて妙にアップで映る時と同じインチキ感。パノラマ撮影にずっとそんなモヤモヤを抱いていました。

 

しかしiPhoneのパノラマ撮影はそういうことではありませんでした。

部屋を撮影した時にまず驚いたのは「ど、どこまで撮れるのこれ・・?」と言わんばかりの画角の広さです。

床に座った状態で床から天井を撮ろうとしたのですが、天井までカメラを向けてもまだ撮れる・・・・体をのけぞらせて後ろの壁まで撮れました。なので写真は180度。まるでプラネタリウムの景色を帯状に切り取ったような幻想的な写真が撮れました(幻想的っていっても自分の散らかった部屋なんですけど)。肉眼以上の画角の広さで、いつも見慣れている部屋とは違う世界が見えました。新鮮!

 

・・・・というようなことがきっかけで、

今までカメラを使う時に目に入ってはいたもののスルーしていた他の機能にも目を向けることにしました。

 

 

一番謎だった「タイムラプス」機能

タイムラプスは、長回しで撮った動画をギュッと縮めてくれる撮影機能だそうです。

よく昼から夕方、夜から朝になる風景が早回しで流れる映像がありますが、あれと同じようなものをiPhoneで撮れちゃうらしいのです。

すごいな~!

 

雲がめっちゃ早く流れる様子とか、チョウがサナギから脱皮する瞬間とか、渋谷交差点で人と車がごった返してる風景もタイムラプス機能で撮れちゃうらしい。

 

私なら、仏像をイチから彫りあげる様子をタイムラプス撮影したいですね。

というかたぶんやってこのブログにアップすると思います。

お楽しみに!

 

スローモーション機能を利用してベストショットを撮る裏ワザ

 スローモーション撮影はタイムラプス撮影の逆。名前のごとく、一瞬の出来事をスローモーション再生してくれる機能です。

これもアイデア次第でいろんな撮影シーンに利用できますが、調べていく内に目からウロコの裏ワザを発見。

 

それは、スローモーション撮影で動画を撮っておいて、再生しながらこれぞ!というベストな瞬間のショットを見つけてストップし、スクリーンショットを撮るというものです。

これは行動の予測が出来ない子供やペットの写真を撮るのに向いています。

私はベストショットを撮るのが下手で、折角ネコがおもしろい動きをしているのにいざ写真を撮るとその面白さがあまり伝わらない瞬間ばかり・・という失敗が多々あります。笑える瞬間に目ざとい方だと自分では思っているのですが、いかんせんカメラの才能が無いみたいです。

 

スローモーション撮影をしてスクショを撮るという方法は作業が面倒ですが、それでいい写真を残せるなら多少の面倒は厭いません。今度実際に試してみます。

 

バーストモード

 最後に「バーストモード」の説明です。

たまにカメラ撮影をしようとしてうっかりシャッターボタンを長押しすると「シュビビビビ」って音が出ませんか?それがバースト撮影です。

アルバムを開くとサムネイルに一枚しか出てきませんが、中を開くと長押しした時間の分だけ連続撮影された写真がずらっと出てきます。1秒間につき10枚。そこからとっておきたい写真だけを選択すると他は削除されるという仕組みです。

 

スローモーション動画からのスクショとバーストモード、どちらが良いか?

しかしこのバーストモード、スロモ動画をスクショする裏ワザがあれば必要ない気がします。

どちらの方がベストショットを捉えられるのでしょうか?

 

先日、たまたま近くにダンサーがいたので、試しにバーストモードで撮影してみました。

10秒くらい踊って貰って100枚位撮った写真の中から個人的なベストショットを3枚。

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この写真、Facebookに「イケメンダンサー」という紹介文を添えてアップしたのですが、
「ブレブレでイケメンかどうかすらわからんしw」
というコメントが入ってました。
・・・・おっしゃる通りですね。笑
 
iPhoneのスローモーションモードは120FPSと240FPSが選べて、どういうことかというと1秒あたり120コマか240コマで撮影するということだそうです。
 
単純に考えれば1秒間に10枚しか撮れないバーストモードとは桁違いのコマ数ですが、私はカメラに詳しくないので写真のコマ数と動画のコマ数を同列に比較していいか分かりません。
また、動画の静止画をスクショすると画質が落ちるかもしれない、という懸念もあります。
更に、シャッタースピードの優劣が分かったところで好みは人それぞれなので、速い動きを撮る場合はスローモーションでパキッと撮るよりもバーストの方が上のダンサーのようにブレブレの躍動感があっていい、という考え方もあります。
 
なのでバーストモードで写真を撮るのとスローモーション動画でスクショを撮るのはどちらがいいかというと、実際に撮り比べて貰えるかはみないと分からないし、また分かったところでシチュエーションや撮影者の好みによると言えます。
 
何にしろ撮影の幅が格段に広がるのは素敵な事ですね!
胸がときめきます。
 
近いうちにバーストモード以外の撮影を試してみたいです。

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