文京区は護国寺の近く、目白台にある「月の湯」の見学会イベントに行ってきました。
昭和2年創業で、都内最古の木造銭湯だそうです。
GoogleMapに住所を入力して、徒歩ルートに従い行ったのですが、アレレなんだか知ってる道ばっかり通るな~・・と思っていたら、まだ西武池袋線沿いに住んでいた頃、職場から池袋までよく歩いて帰った時に通っていた道でした。
何十回も通っていたのに銭湯があることに全く気付かなかった!
和敬塾
月の湯へ向かう道の途中には℃-uteが「I miss you」のMV撮影でロケ地に使った和敬塾(旧細川公爵邸)があります。
いつ観てもいいMVです。(^^)
ちょうど撮影していた頃℃-uteのブログではメンバーがこぞって蚊に刺された話ばかり書いていて、最終的には「鈴木愛理ちゃんがまぶたを刺されて握手会に出ますがご了承ください」っていう告知が公式で出たりして笑いましたが
後からそれが和敬塾の蚊だと分かり、興奮したものです。あそこは鬱蒼としていて、蚊が多いのです。
よく帰りに歩いていた頃は刺されたくなくて足早に通り過ぎていましたが、℃-uteと同じ場所で蚊に刺されるならそれもいい思い出ですね。
まだ蚊の繁殖する季節ではなかったのが残念です。
月の湯
そして月の湯に着きました。
あらためて軒先を見ても「ああそういえばあったあった」とはなりませんでした。
私が月の湯の前を通っていた頃は既に休業状態だったのかもしれません。
この銭湯絵は2009年にお亡くなりになった銭湯絵師・早川さんの手がけたものだそうです。
現在現役で銭湯のペンキ絵を描いていらっしゃる丸山さんと中島さんの絵は区別がつくようになってきたのですが、早川さんの絵はまた違いますね。富士の尖りが強く、また周りに配されている自然もどこか猛々しい感じがします。この一枚しか見たことないので何とも言えませんが・・・・。
絶賛練習中のiPhoneパノラマ撮影です。
結構いい感じに撮れた!
今回のイベントは月の湯が取り壊しの予定にあることを受け、「こんな素敵な建物がなくなるなんてもったいない」と立ち上がった文京建築会ユースという有志の方々の企画で行われたそうですが、建物実測会などやっている内容がとっても旧高田邸の取り組みと似ていて親近感をおぼえました。
高田邸もこの月の湯も、無くなってしまう運命を変えることは中々難しいですが、終わる過程を見させて頂くことで得るものはたくさんあります。
そんな気持ちのカタマリが最終的に何処に生かされるのか・・・・それは分かりませんが笑、いつか何かの糧になるでしょう!それが歴史というものの本義だと思うのです。
と何言いたいんだかよく分からないまま終わりです。