最近、人から「それは家宝だね。大事にしなきゃね」と立て続けに言われる機会がありました。
どれも国立がらみで貰ったお宝です。
一つ目はギャラリービブリオ@国立のうちわ展で買った丸山清人さんの直筆ペンキ絵。
生で見せるとその美しさにみんな溜息をもらします。
二つ目は十一面観音の写真集。
旧高田邸が取り壊される直前に屋敷から引き取ったものです。
おそらく高田氏のご親族が置いていったものだろうとのこと。
ちょうどこの前日に仏像を彫っていた所
「滋賀には素晴らしい十一面観音がいっぱいあるんですよ」
という話を聞いたばかりでした。
まったくの不勉強な私はそこで初めて琵琶湖周辺のことを「湖国」とか「湖北」「湖南」と呼ばれていることを知ったのですが
その翌日にこんな立派な湖国仏像の写真集が手元に転がってくるとは、何かのしらせと思わずにいられません。
一緒に彫っている仏像仲間の方にも
「その写真集、図書館で調べたけどどこにも無くて、すごく貴重な資料みたいよ。これはもうショビさんの家宝ね!」
と肩を叩かれました。
今彫っている仏像が終わったら、次は十一面観音に挑戦しようと思います。
・・・・というような話を国立本店でしていた所、
「ショビさん、家宝増えましたね!アレもあるし!」
「ん、うちわ?それとも写真集?」
「違いますよお!書ですよ!」
・・・・書?
ハッ、これか!
ギャラリービブリオで杉作J太郎先生からもらったカジュアル書道。
そうでした、これも国立でもらった立派な家宝でした。
額縁・・・・、買わなきゃですね。