9月26,27日に行われる谷保天満宮の例大祭。そこで奉納される「古式獅子舞」の公開練習が先日行われていたので見学に行きました。
公開練習が行われたのは小学校の体育館。
私は直前まで横田基地日米友好祭フェスティバルへ行っていたので、20時頃の到着になりましたが、遅い時間にも関わらず町内の老若男女たちが真剣に獅子の舞う様子を見守っていました。
(横田基地日米友好祭フェスティバルのレポートはこちら↓です)
古式獅子舞とは?
なので恥ずかしながらどういう演舞なのかを全く知らず・・・・
出稽古を観て迫力に圧倒されました。

お正月などに現れて、歯をガチガチと鳴らしながら人の頭を噛むふりをする縁起物です。
しかしこの日舞っていた獅子舞はそのようなものとは少し違いました。
まず4人でワンセットになっている。
その内3人は獅子のお面をかぶっていますが、面をかぶるというよりは頭の上に乗せていてスックと立っているので、一般的な猫背の獅子舞と比べて毅然としていて、身長は2メートル近くあります。
残り1人は天狗で、ウチワを持って3匹の獅子を率いているように見えます。
あと一般的な獅子舞と違うのは、獅子が太鼓を持って叩く所です。
歯を鳴らしながら観衆とコミットするようなことはしなさそう。
伎楽系と風流系
少しだけWikipediaで調べてみたところ、獅子舞には「三匹獅子舞」というのがあるらしく、
正月にみる獅子舞や神楽での一般的な獅子舞、いわゆる古代に外来からの影響を祖とする伎楽系(神楽系)の獅子舞とは系統を異にする中世・近世に発達した風流系の獅子舞である。
だそうです。
谷保天満宮例大祭の獅子も3匹いるので、おそらく三匹獅子舞の一種なのでしょう。
しかし、天狗(?)の存在はまだよくわかりません。
おそらくここから先はWikipedia程度の深度の知恵ではわかれない歴史というのがあるのでしょう。そのうちたましん資料室や郷土資料館などへ行ってちゃんと調べてみたいと思います。
